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屋根の耐用年数と必要な工事・メンテナンスを種類別に解説

耐用年数を調べる人の手

 

屋根の経年劣化や状態が気になるけれど、どのタイミングでメンテナンスを依頼すれば良いかお悩みではありませんか?ひと口に屋根といってもさまざまな種類があり、耐用年数はもちろん、必要なメンテナンスや工事の内容も異なります。この記事では、屋根の耐用年数や必要な工事を、屋根の種類別に解説します。ぜひ参考にしてみてください。

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全ての屋根に必要なメンテナンス

まずは、すべての種類の屋根に共通して必要なメンテナンスを解説します。

雨どい工事

雨どいとは、屋根を伝ってきた雨水を受け止めて、地上へ流すための装置です。雨どいに落ち葉等が溜まると、水の排出がスムーズに行かなくなるため、定期的な掃除が必要です。また、雨どいが古くなってきた場合には、雨漏りを防ぐためにも早めに交換しましょう。

 

雨どいの故障や詰まりを軽く考える人も多いですが、雨どいがダメージを受けると住宅に負担がかかってしまい、家の中に水が侵入したり、劣化が急速に進んでしまったりするなどのデメリットがあります。雨どいも定期的にチェックし、不具合があればすぐに業者などに修理を依頼しましょう。

ルーフィングの交換

屋根材の下には、ルーフィングや下葺き材と呼ばれる、防水シートが張り巡らされています。このシートは、降ってきた水を屋根の中に侵入させないようにして、外に排水する役割を果たしています。

 

ルーフィングは、耐用年数が20年程度だといわれていますが、屋根材によっては、ルーフィングの寿命よりも耐用年数が長いものが存在します。そのような場合には、屋根材が耐用年数をまだ迎えていない場合でも、先にルーフィングを交換しなければなりません。

【屋根の種類別】耐用年数と必要な工事

ここでは、耐用年数や必要な工事を屋根の種類別に解説します。

スレート屋根

スレート屋根とは、セメントと繊維素材を主な原料として使用している屋根材です。他の屋根材と比べるとやや耐久性が低く、メンテナンスの回数は多くなります。スレート屋根の定期点検は、約5年ごとが理想で、10〜15年おきには、塗装や板金の交換も行いましょう。

 

また、30年ごとに、屋根全体を取り替える葺き替え工事も必要です。5年おきの定期点検を欠かさなければ、ベストなタイミングでメンテナンスを行えるでしょう。

セメント瓦・モニエル瓦

セメント瓦とモニエル瓦は、セメントと砂利を使った屋根材です。点検は5年ごとに、塗装や補修は10年ごとが理想だとされていますが、セメント瓦とモニエル瓦はすでに製造中止となっているため、瓦の部分交換も難しい状態です。ダメージの範囲が広い場合や、耐用年数を迎えた場合には、葺き替え工事を行うことをおすすめします。

粘土瓦

粘土瓦は、日本瓦や洋瓦などの総称です。塗装の必要がなく、他の屋根よりも丈夫な点が大きな特徴です。塗り壁材の補修は10年おきに、葺き直し・葺き替えを25年ごとに行いましょう。また、瓦の特性上、大きな台風や地震がきた後には、念のため点検を依頼することをおすすめします。

アスファルトシングル 

アスファルトシングルは、ガラス繊維の基材にアスファルトを浸透させ、石粒を吹き付けて接着した屋根材です。100年以上前から北米では一般的な屋根材ですが、日本の住宅にはあまり使われていません。5〜10年ごとに点検やメンテナンスを行い、20年目には葺き替えや重ね葺きを検討しましょう。吹きつけられた石粒は取れやすいため、10年が経過したら水性塗料を使用した塗装が必要です。

トタン

トタンは、薄い鋼板に亜鉛をメッキ加工した金属です。亜鉛はサビやすい性質を持つため、10年ごとに塗料の塗り直しが必要です。また、15年ごとに屋根の接合部分を覆う棟板金の交換を、30年ごとに葺き替えや重ね葺きを行いましょう。

ガルバリウム

ガルバリウムとは、アルミニウムや亜鉛、シリコンのメッキを施した薄い金属板で、住宅リフォームで今最も人気の屋根材です。耐久性や防水性の高さが特徴で、メンテナンスは最小限で済むでしょう。塗装の塗り直しや棟板金交換は15年ごと、葺き替えや重ね葺きは35〜40年ごとに行うことをおすすめします。耐久性が高いとはいっても、劣化を早く発見するためにもこまめな点検は欠かさないようにしてください。

まとめ

この記事では、屋根の耐用年数や必要な工事を屋根の種類別に解説しました。屋根の種類によって耐用年数はさまざまですが、大切な住宅を守るためには、定期的なメンテナンスが必須です。点検やメンテナンスのベストなタイミングがわからないときには、ぜひお近くの専門業者に相談してみてください。

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